小野恒子さんの形象派カルトン個展が、11月6日~11月30日、喫茶「もみの木」さんにて、開催されました。小野さんの素敵な作品をご覧ください。

▶ 偶然(ポスターの作品)

▶ 子供の魂
どの作品も色が鮮やかで、浮き出てきそうな形を感じ、なんて自由なのだろうと感動しました。
小野恒子さんの作品

▶ 秘密の鍵
しっかりとした下地に気持ち良く流れる線と点。スクラッチが否定したり肯定したり、留まることがない。吹いていた風がピタリと止まった。

▶ 悪の華
本のタイトルのようだ、中身が分厚く深い。紫藍の体の上に縛りのない線、その中にぞっとするような赤い実。

▶ 仮面
深い秋とともに、冬を迎える空間の静けさと真摯な心を感じます。

▶ 幻の舟
こんなに清らかで透明感のある海に漂うことができたなら、嬉しい。正方形の形と、白と青の色と形のバランスが清々しいです。

▶ 夜の曲
美しい濃紺の暗闇の中で白い調べがやわらかに躍る。ひとり静かに自分を解き放ち、微笑み、幸せを感じているように見えます。

▶ おまえは何をしてきたのか

▶ 幻影

▶ 鬼火
小野さんの作品、いかがでしたでしょうか。作品に目を奪われるだけでなく、タイトルにもハッとさせられることも多く、大きく心を揺さぶられました。
「形象派カルトン個展リレー2023」無事終了いたしました。形象派では、2024年1月に、喫茶もみの木さんで「龍展」を開催します。天に、宇宙に、遠い未来に飛び立つような龍や、見たことのない龍に出会えることでしょう。楽しみにしていてくださいね。
本年も大変お世話になりました。
皆さま、体調に気をつけて、良い年をお迎えください。