鴨島駅から徒歩2分のところに、素敵な和風喫茶店「あんこや花杏豆」があります。
そこで、4月29日~5月26日、鴨島まちかど美術館との共催で、カルトン画を中心とした徳島形象派絵画展が開催中です。
喫茶店の中は、とても落ち着くレトロな空間で、幅広い年代の人が訪れます。
壁に飾られている作品たちはお客さんのおしゃべりを聴いて楽しんでいるかのよう。
カルトン画とは…
フランス語(carton)で厚紙やボール紙の意味。キャンパスを持ちいずとも、手軽に油絵具やテンペラで絵を描けます。
テンペラとは…
絵の具に混ぜる溶剤のこと。絵の具を紙・キャンパスに定着させ、経年変色も少ないです。乳化性という特性上、水性、油性ともに親和性があり、1枚の紙の上で性質の違う絵の具を混合することもできます。
油彩のようでもあり、水彩のようでもあり、その質感も感じてみてください。
だれもの心に、こんなピースフルな空間があったら、この世界も生きやすくなることでしょう。
左の作品のタイトルは『セミクラゲ』。見たことも聞いたこともないセミクラゲにワクワクしました。
タイトルは「ふしぎな世界の…」。ふしぎな世界の、いい香りがしてきて、ユラユラ踊りたくなってきました。
見ていると、それぞれの作品からメッセージを感じ、作品を入り口にクリエイティブな世界に誘われていきます。
珈琲の他に抹茶のシフォンケーキを頼んでみました。あんこやさんのあんこはさすがに美味!シフォンケーキもふわふわ、おススメです。食べ終わった後も、歩きながら、作品たちと無言のおしゃべりを楽しみました♪
DMもチラシも素敵に置いてありました。
ぜひ香しい珈琲とともに、感性豊かな作品を味わってくださいね。美術館に行って帰ってきたかのように、多様性に対して受容的になり、心癒され、何かを始めたくなる感じがしました(^.^)