松野純也さんの個展が、4月30日~5月31日、喫茶「もみの木」さんにて、開催されました。
今回の展示内容は、カルトン画(厚紙)とスクリブル(落書き)
全体的に
誰もが幼い頃、道端で生き物たちをジット眺めていた。そんないたずらっぽい目とそのままのこころ。何度見ても不思議で、絵の中の生き物たちが動き出す。野菜と動物の組み合わせのちょっとぬるっとした題名に何故かちょっと惹かれる。
そんな素敵な作品をご覧ください。
▲ チョコレート地層
▲ ピンニュキュイ
▲ せっこうぞうの落下
▲ どれみビーコン
▲ きみどりエイの優雅な泳法
水彩とは思えないくらい深い精神性。エイの生命力のたくましさと自由さ、川面に映る空のうつろい。白に抜けた画用紙の形に時間の流れを感じる。
▲ ドアを開ける
久しぶりに窓を開けたら、世界が変わっていた。
「よし!◯」
塗り込めたパスの上をさらに黒いパスが小気味よく鼻歌を歌う。
▲ 茗荷とくじら
画面全体か、妙に生っぽい。茗荷のツンとした草の香りが沁み湧いてきます。
▲枯葉サンプリング
▲すいか(左) ▲かっほー(真ん中)
お知り合いのお子さんの作品にもドキッ、ハッとさせられました。
▲ ドロシーの家
ようこそ、いらっしゃいました。懐かしい部屋に足を踏み入れました。
絨毯の上に包まる私
使い込んだ匂いと大好きな触感に安心して居眠り
▲PIPELINE
▲ こどもの日
入り口には、松野さんの本《ハビタット》habitat(2種類)が置いてあります。『カルトン画ラクガキ集』は、松野さんのハビタット(すみか)を静かに感じる画集です。『すだっちゃんグランド・ジャック版』では、案内人すだっちゃんが、画材や絵、制作方法、松野さんの思いなど、わかりやすく解説しています。
喫茶もみの木さんのサンドイッチ、おススメです。《ハビタット》閲覧できます。美味しいものを頼んで待つ間に、ぜひご覧くださいね。
6月個展のお知らせ
上田仁子 庄司しげみ 二人展
6月3日(月)~6月28日(金)
場所:喫茶 もみの木(入場無料)
時間:8:00~17:00
定休日:土日祝休み
住所:徳島市通町1丁目7
電話:088(652)0677
喫茶もみの木さんの紫陽花も見頃です。ドアを開けると、紫陽花と同様、豊かな色やかたちの作品が待っています。梅雨に入りますが、絵を見ていると、心がきらめきます。ぜひ足を運んでくださいね。