上田仁子さん、庄司しげみさんの二人展が、6月3日~6月28日、喫茶「もみの木」さんにて、開催されました。
「頭の中に好き勝手に出てきたものをおいています。色が好きです」と 話される上田さん。
上田仁子さんの作品をご覧ください。
▲ ラパン・アジルの入り口にて
自分の体験した感動をそのまま絵に描けることって、すごいなと思いました。そしてこの絵をみた人が感動する。感動のスパイラル。そういうのって良いと思います。
▲ 春を待つ土の中
春を待つ土の中の命の蠢きを感じます♪
▲ 春の空気
こんなセーターを着たら嬉しくて街に出かけたくなる。素直に感じたひんやりした春から木々が芽生え花が満開になる時間を感じる。
▲ 二人
口を大きく開けて笑いあう二人。
仲良しなんだね。笑い過ぎて後ろにひっくり返ってっちゃってる。楽しい時間はジッとしてられないから!
▲ 乱舞
▲ 色が好き
楽しんで、喜んで色を紡ぎ。色同士がおしゃべりをしながら紅茶の良い香り。色が好きと塗り込むから、色が良い仕事をしている。
▲ デッサン
▲ 私のヴィーナス
グレイと黄緑水色の形の見事なバランスに引き込まれる。まるで海を渡る鳥の悠々とした姿。造形力がものをいう。
「絵はたのしんでいますが、苦しみもあります」と話される、庄司さん。
庄司しげみさんの作品をご覧ください。
▲水音
小品なのに大作のような大きな世界。線に乗った色のリズムが出たり入ったり自在に空間をとびはねる。
カエルが居たり、水滴がついたり、梅雨なんか楽しんじゃえばイイのよ!って感じがするなあ。
▲山の香
山の頂上に登った見えた景色。開放感と新鮮な空気に絶景が見える。青で囲まれた白が特徴的。
▲ サワヤカ
ふかく塗ったクレパスと、白い余白が面白い形をしています。強い風が吹いてるようにもみえるし、不思議な感じもします。
▲龍
心から飛び出した生き物の動きが見事。筆にのり墨の濃淡が滲みや垂らした流れに息を吹き込む。デッサン力がものをいう。
▲ 違い
▲ 「見つけた」
私も素敵な絵を「見つけた!」と嬉しくなりました。
▲ 夏遊び
仁宇暁子先生に「すきなように描くように言われて、そう描いています」と上田さん。
「思いっきり描くようにと言われて、吹っ切れました」と庄司さん。
形象派で描くことで、心が解放され、自由に描けるようになってきた、そんな幸せを、お二人の作品から感じました。
7月二人展のお知らせ
山口明美 増原萌子 二人展
7月1日(月)~7月26日(金)
場所:喫茶 もみの木(入場無料)
時間:8:00~17:00
定休日:土日祝休み
住所:徳島市通町1丁目7
電話:088(652)0677
暑くなってきました。絵を見ながら、絵に囲まれながら、人を感じ、想像の世界に入り、絵とも人ともコミュニケーション。そうすると、いつの間にか心が整います。
もみの木さんにふらりと寄って、美味しいアイスコーヒー飲みながら、絵画鑑賞。
この猛暑を乗り切る、おすすめNo1です(*’▽’)