仁宇暁子&徳島形象派

お知らせ

仁宇暁子展 夏の音

2024年08月28日(水)
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「仁宇暁子展 夏の音」が徳島市銀座の ”アートギャラリー グレイス” で開催されました。






徳島市の銀座にある「アートギャラリー グレイス」

形象派美術協会の仁宇暁子さんの個展ということで沢山の方が観にいらしていただきました。






大きな100号のキャンバス作品から小さな作品や立体作品まで。約25点ということでしたが、それ以上のボリュームと世界感を身体全体で感じます。

大きな作品の前に立ち何も考えずに絵に視線を向ける、
すると自分の心が裸になるような気になりました。

絵と自分が「対」になっている感じ。向き合った絵がこちらに喋りかけてくる感じではなく、

私が仁宇さんの絵を見ている。絵も私を見ている。

なんでしょうか、主観と俯瞰がごちゃ混ぜになった様な感覚が絵を鑑賞している時に感じた出来事でした。














 ▲  遥か


43年ぶりに私は私から抜けた。何年間も描き続けて、最後の最後に無意識の感覚に到達した。

この感覚に自分で驚く。一体この風船のような形は何だろう?

この瞬間から私は変わった。





 ▲ I am going go to…  


前へ進め!何があっても前へ進むだけ。

どんなことが起きても、ひるむことなく、元気よく‥‥
鉛筆、水彩、パス、油絵の具‥‥触りたい、描きたいと感じる描画材と、テンペラ、溶剤で‥次から次へと描き続ける。






 ▲ ジャスⅠ


音を聴くと手が動く、心が躍る。そんなことの繰り返し。

風を切り空間を自由自在に飛びかう線や面。ますます心は解き放たれてゆく。









 ▲ 夏の香り 


ホワイトストロベリーからの発想。なんと美しい透明な白に、粒々とした真っ赤な種がリズミカルにうめつくされている。ーーそんな感触からインスパイアされた感覚的なカルトン。









 ▲ F o r  c e l e b r a t i o n ‐ 結 婚 式 の た め の –


幸せの1つのシーンを切り取って、その絵をみた人達にさらに幸せのお裾分け。

幸せの輪はどんどん広がってほしいものです。
登場人物や、そこにあるもの、それ以上に空間、空気まで1枚の絵に詰め合わせれる。絵画とはいいものだなあ。





 ▲  種をまこう


水をあげよう。毎日かかさずね。土から芽が出た時は、ほんとうに嬉しいものです。
でもまだまだ嬉しい瞬間は、成長と共にこれからも何度も何度も訪れる。

期待がいっぱい詰まった、楽しい種。たのしいね。



 ▲ s t r a w b e r r y  s c e n t 。


なんとかわいい絵なのでしょう。

誰でも素直に絵を楽しむことは、すごく簡単なことのようです。

描いた人と、みる人が同じ感覚でみれる絵はいい絵だとおもいました。













素晴らしい作品に触れた後は、心が動いてドキドキしてしまう。

自分の中で「幸せを見つけた」ことに運命を感じてしまう。


そしてこのドキドキを誰かに伝えたくなってしまいます。

「仁宇暁子さんの展覧会、素敵だったよ。」と


安心してください、同時期に開催中の仁宇暁子カルトン画展は、徳島市の喫茶もみの木で8月30日まで開催しております。この2,3日は台風が日本に近づいております。気を付けてご来店ください。