2025松野純也個展【Living things】が徳島市通町1丁目の”喫茶もみの木” で開催しました。
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形象派美術協会の松野純也さんの個展です。
時節は7月に入りまして、いやはや、本当に暑い日が続きます。
夏はまだまだ続いていくのに、この暑さ、、身体がまいってしまいます。
もうこれ以上は我慢できない!ということで、涼を求めに「喫茶もみの木」に伺いました。
冷たいアイスコーヒーで心と身体をリフレッシュさせてから、絵を鑑賞させて頂くことにいたします。





▲ 僕はアリクイ
展覧会のタイトルは【Living things】。
直訳すると『生き物』という意味になるそうです。
なるほど、アリクイやアオサギ、ハリネズミ、ホタルといったタイトルがつけられた動物の絵が飾られております。
そしてサボテンや静物、鳥の目線から描いた絵や人物画、さらにはネガティブ・シンキングなど人間の感情を描いた絵も展示されています。これらの絵も『生き物』なんですね。
ぐるりと全体を眺めているうちに、なにやら入口に置かれた、ちょっとした文章に目を向けてみました。
今回の展覧会は生き物を『イコール』で描いている。と書いてあります。
うーーん。よく分からないですが、形あるものや目に見えないものぜんぶ、表現の対象となっているよ。
という意味なんでしょうか?
どうでしょう? よくわかりませんが。。。
でも、それぞれの絵をみていると、次第に愛着がわいてくるのが分かってきました。
ひとつひとつの絵が愛おしく感じてきます。
なるほどね、絵をみているうちに少しづつ何のことだか分かってきた気がしてきました!

▲ Birds with view

▲ 螢

▲ サボテンの足跡

▲ ödori Crüe

▲ ネガティブ嗜好

▲ The hegehog

▲ Sunday silence
動物も、植物も、昂奮も、ネガティブも、優劣はなく『=イコール』で描かれた14の個々。
14枚それぞれの絵の中に、それぞれの時間が流れていて、絵の中の空間に、感情が住んでいる。そんなふうに感じました。
私の主観であり、よく分からない表現で申し訳ないですが。。。
【Living things】という意味は、「この14枚の絵は『生き物』だ。」という意味でもあるんでしょう。きっと。
今度、作者に会った時に聞いておきますね。。
観賞者の私にとっては、14個の純情な感情と向かい合って会話をかわした不思議な1日でした。。
すぅーと心に入る良い絵の展覧会ですので、皆様、暑い中ではございますが、ぜひご鑑賞してみてください。
2025松野純也個展【Living things】
会期 2025年6月30日(月) 〜 8月1日(金)
時間 8:00 am 〜 5:00 pmまで
入場料 無料
場所 「喫茶もみの木」徳島市通町1-7(中央郵便局の裏)
TEL 088-652-0677 駐車場は店舗前に2台有。
休み 土曜日、日曜日、祝日